病院へ行きたいのに、移動手段がない。区役所へ行きたいのに、免許を返納して車がない。多くの市民の皆様から常に要望いただくのが、移動手段の確保でした。しかし、コミュニティバスは既存のバスルートや鉄道のない地域から導入を検討し、地元住民と協議を重ねて、ある程度の収支が見込めるルートを開発して、やっと本格導入になります。このままでは、市民の全ての要望に応えるには何十年もかかってしまいます。

そこで、AI(人工知能)を活用した次世代の交通サービスMaaS(マース)に注目し、さいたま市でもいち早く導入すべきと提案しました。市長からはMaaSの導入により、誰もが切れ目なく安全で自由に移動できる社会の実現を目指してまいりたいとの答弁をいただきました。

新しい発想を取り入れて、これまで実現が難しかったこともできるようになってまいりました。