会議:令和8年 2月 予算委員会 / 役職:委員(予算委員会) / 出典:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/saitama/SpMinuteView.html?council_id=1077&schedule_id=8&minute_id=112&is_search=true
令和8年2月25日 予算委員会(照喜納弘志委員 質疑)
部活動指導員の配置の推進について(ハラスメント対応)
◆照喜納弘志委員 それでは、私からは、教育委員会関係で513ページ、部活動指導員の配置の推進についてお伺いしたいと思います。
先ほどもございました、私からは部活動指導員のハラスメントについてお伺いしたいと思います。
指導員の配置拡大は教員の負担軽減につながる一方で、保護者としては指導員によるハラスメントや不適切な指導がないか懸念する声もございます。部活動での評価が成績や進路に影響するのではないかという不安から、子供が人質に取られているというふうに感じて声を上げづらいというお話も聞いております。
現在、教育委員会として指導員による不適切な指導の事案をどのように把握、認識しているのか。また、指導員に対するルールの徹底はどのように図られているのか、お伺いいたします。
◎教育課程指導課長 お答えいたします。
お話にありました不適切な指導についてでございますが、教育委員会に相談のあったものでは、例えば強い口調での指導とか、生徒が不公平感、レギュラーを選ぶときにちょっとひいきされているんじゃないか、そういう不信感を抱くような指導について相談があったことがございました。
教育委員会といたしましては、相談があった場合には適切に聞き取りして、解消に努めているところでございます。
◆照喜納弘志委員 解消が進んでいるのかどうかというのと、あとはそういった不適切な指導があった部活動指導員が、そこで一旦辞めさせられるというか、またほかの学校でまた指導を行うということがないかどうか、そういった事例がないかどうかお伺いしたいと思います。
◎教育課程指導課長 お答えいたします。
昨年度、本年度において、相談があったケースについては、各学校で話をして解決しているというところが実状でございます。
そして、話の中でお互いの意見の相違ということで辞めた方もいらっしゃるのも事実でございます。その方については、その不適切な指導自体がトラブルの原因、処罰するような大きいものではなくて、生徒たちとの人間関係の中でこじれるということですので、特段ほかの学校から要請があった場合には、配置は検討しているところでございます。
◆照喜納弘志委員 ぜひ内情をしっかり把握していただいて、子供たちにとっていい指導ができる部活動指導員の配置をぜひお願いしたいと思います。
教員研修の実施及びテキスト作成等について(英語4技能効果測定)
◆照喜納弘志委員 では、続きまして515ページの効果測定、教員研修の実施及びテキスト作成等についてお伺いしたいと思います。
その中で、特に英語4技能の効果測定についてお伺いしたいんですが、中学2年生を対象とした事業でありますが、測定結果を単なるスコア化で終らせず、教員の指導力向上につなげることが重要であると考えます。測定後の教員向けの事後研修や分析は、現在どのような体制で行われているのでしょうか。また、これまでの実施を通じて、現場の教員からはどのような反響や気づきの声が上がっているのかお聞かせください。
◎教育課程指導課長 お答えいたします。
英語効果測定については、GTECという外部試験を用いておりまして、この得られたデータを各学校ごとにデータの専門家が分析して、学校にデータを教えているところでございます。
各学校では、そのデータを基に成果を上げている点や今後改善が必要な点を洗い出して、課題については、例えば成果を上げている指導方法などから作成したチェックシートがありますので、こういうものを用いたりして授業改善に生かしているところでございます。
先生方からは、やはりこのチェックシートがあるとデータをはっきり、自分たちの強み、弱みが分かった、データが活用ができてよかった、授業改善に生かせてよかったという好意的な意見が多く寄せられている現状でございます。
◆照喜納弘志委員 ありがとうございます。
非常に効果の高い事業であるというふうに認識させていただきました。得られた成果を実際の授業改善や生徒の英語力向上にしっかりとつなげていただくようお願いいたします。
環境教育推進事業について(予算削減理由・蛍飼育)
◆照喜納弘志委員 では、続きまして516ページ、環境教育推進事業で、環境教育について伺いたいと思います。
予算が前年度と比べて大幅に削減をされております。その理由をまずお聞かせください。
また、事業内容として蛍飼育について記載がございますが、蛍飼育に取り組む学校が何校あるのか、またそれ以外の環境教育--要はそれしかやらないのかということです。それ以外の環境教育の取組について現状をお伺いします。
◎教育課程指導課長 お答えいたします。
まず、予算の削減についてでございますが、今年度のこの事業は、環境教育資料の印刷製本費、リサイクル段ボール製品の購入、蛍飼育、主にこの3つがございました。このうち、環境資料の印刷製本費につきましては、資料をPDF化することによって削減いたしました。
リサイクル段ボールにつきましては、図書運搬用として用いていたんですが、現在在庫が結構あるということで、今年度は使用を見送ったところでございます。その2つの削減により、約286万4,000円減となっているところでございます。
2点目の蛍についてでございますが、令和7年度は現在5校、蛍の飼育を行っているところでございます。蛍の飼育を通して蛍が暮らせる環境づくりに努めて、自然環境の大切さ等を学んでいるところでございます。
最後に、蛍がやっていない学校というところでございますが、全ての学校で環境教育に取り組んでおりまして、例えば理科や生活科、総合的な学習の時間の中で環境教育をやっているほか、委員会活動でリサイクルや環境活動を実施している学校もありますので、その取組をしているというところでございます。
◆照喜納弘志委員 ありがとうございます。
大変重要な事業だと思いますので、どうか蛍だけではなくて、蛍も大切なんですけれども、総合的にどうか取り組んでいただければと思います。
市立学校での看護師による医療的ケアについて(宿泊校外学習対応・看護師確保)
◆照喜納弘志委員 では、続きまして518ページの市立学校での看護師による医療的ケアについて、私からお伺いしたいと思います。
本事業の予算も増額されております。医療的ケアを必要とする児童生徒の状況の変化、また宿泊を伴う校外学習における対応です。これは本人の希望や保護者の付き添いの有無などについて、現在の対応状況をお聞かせください。
◎特別支援教育室長 お答えいたします。
現在の対応状況でございますけれども、看護師を派遣して医療的ケアを対応している人数につきましては、現在17名でございます。
医療的ケアが必要なタイミング、例えば1日1回、2回、3回等、回数を決めて看護師を派遣している場合、それから常に対象児童に寄り添った形で看護師を派遣する場合とあり、児童生徒の状態に応じて対応しているところでございます。
また、校外学習についてということですけれども、宿泊を伴う校外学習を含めて、校外学習中にでも医療的ケアが必要な場合につきましては、看護師を派遣して対応しているところでございます。
◆照喜納弘志委員 ありがとうございます。
特に、校外学習につきましては保護者の負担が非常に大きいものとなりますので、看護師の派遣で御対応いただきたいんですが、その手厚い対応を求める訪問看護ステーションとの委託契約など、看護師の確保に向けた取組、看護師の確保が非常に課題だと思うんですけれども、その確保に向けた現在の取組と課題についてお伺いしたいと思います。
◎特別支援教育室長 お答えいたします。
委員御指摘のとおり、本事業の課題は看護師の確保でございます。そのため、様々な機会を通して訪問看護ステーション等に対して本事業を丁寧に説明して、広く周知を図っているところでございます。
◆照喜納弘志委員 なかなか訪問看護、その地域内の訪問看護ステーションでなかなか看護師が確保できないといったような事例もあろうかと思います。どこか、例えば区内の訪問看護ステーションを一括で検索するとか、何かそういったような取組とか、またちょっと今後ぜひ御検討いただければなと思います。
次世代型校務支援システムと教職員コンピューターの更新について(共有機拡充)
◆照喜納弘志委員 では、続きまして521ページ、次世代型校務支援システムと教職員コンピューターの更新について伺います。
教育委員会はこれ最後になります。
令和8年度末の更新により、本市の教育のデジタル環境が大きく変わると期待しております。今回の次世代型への更新によって、ネットワーク環境や機能面が具体的にどのように改善され、教育現場はどのように変わるのかお聞かせください。
◎教育研究所長 お答えいたします。
校務支援システム、次世代型校務支援システムでは、現在セキュリティー確保のため授業で使うネットワークと分離させて校務を行っているところでございます。この次世代型に移行することによりまして、授業と校務をネットワークで切り替えるという手間が発生していたものが、切替えの手間がなくなるという形で、業務の改善につながるものと期待しております。
◆照喜納弘志委員 ありがとうございます。
授業のネットワークと校務のネットワークが切り分けられていたというのは、非常にこれまで不便があったかと思います。今回、次世代型校務支援システムには期待しているところではございますが、一方で教員用コンピューターの更新も行われるということですけれども、各校に配置される、教員用コンピューターの中で各校に配付される共有機について、どのように拡充される計画かお伺いいたします。
◎教育研究所長 お答えいたします。
令和7年度、4月時点では、共有機というものが各学校1台というところでございましたけれども、台数につきましても全校の環境から学校に配付する共有機を数台に増やすことで、これまで業務で端末を利用することができなかった様々な職員が、必要に応じて利用できる環境づくりを目指してまいりたいと考えております。
◆照喜納弘志委員 ありがとうございます。
共有機を増枠、増額していただくことは、大変すばらしいと思います。
例えば、地域連携コーディネーターとかスクールカウンセラー、また実際に授業を持っている非常勤講師の皆様にもしっかりと行き渡るよう、共有機の配置、運用ルールについて御配慮いただくよう要望して、教育委員会については質疑を終わりたいと思います。ありがとうございました。
子ども・若者の意見表明や社会参画機会の提供について(子ども・若者ワークショップ)
◆照喜納弘志委員 私のほうからは2点、Ⅱ-216ページ、子ども・若者の意見表明や社会参画機会の提供についてお伺いしたいと思います。
特にこの中で子ども・若者ワークショップについてお伺いしたいと思います。
令和7年度は公共施設の使い方をテーマに実施されたということでございますが、具体的な参加人数や実施のプロセス、また、子供たちからどのような意見や提言が出されたのか、まずは今年度の実施の成果をお聞かせいただければと思います。
◎子ども・青少年政策課長 お答えいたします。
子ども・若者ワークショップでございますが、今年度は小学5年生から大学生まで25名程度募集いたしまして、25名の方に御参加いただいたところでございます。こちらプロセスといたしましては、第1回目で公園、図書館、児童センターの各所管課から施設の概要や課題などの説明を受けた後、5人程度のグループごとに検討対象とする施設を選定していただきました。4回にわたり検討させていただきました。フィールドワークなども行いながら検討を進めていただいたところでございます。
それから、提言でございますが、まず公園については、ベンチに寝たり、独占する人を防止するための肘掛けの設置や、ボール遊びができるよう高いフェンスの設置などを提言いただいております。それから、図書館につきましては、勉強専用席の設置や漫画の貸出しの提言をいただいてございます。それから、児童センターについては、子ども・若者センターへの名称変更により年齢層を広げてはどうか、といった提言をいただいているところでございます。
◆照喜納弘志委員 詳細な御答弁ありがとうございます。
フィールドワーク等を経て、市長提言まで行っていただきました。この一連のプロセスにおいて大人がどう関わって、子供たちの主体性をどうサポートしていったのか、また、令和8年度に向けたテーマ設定と今後の展望をお聞かせいただければと思います。
◎子ども・青少年政策課長 お答えいたします。
検討については子供を対象としたワークショップの経験豊富なファシリテーターが全体的に進行を行うものの、各グループ内の議論は参加者たちにできるだけ委ねたところでございます。大人の関わりといたしましては、各施設の所管課が第1回目と第3回目のみ参加したといったところでございます。
それから、今後の展望でございますけれども、令和8年度は事業のスキームは踏襲しつつ、テーマを子どもの権利条例の制定を見据えた子供の権利に関するものとして実施していきたいと考えてございます。
◆照喜納弘志委員 ありがとうございます。
子供たちからの貴重な提言、意見ですね、それについて市長に提言した、聞いてもらった。それだけでも非常に貴重な経験になろうかと思いますけれども、自分たちの声が市政を動かしたという経験、これはもうほかに代え難い経験になるかと思いますが、市長提言を受けてのさいたま市の取組について、また、こういう取組をしましたよというフィードバックを子供たちにしているのかどうかお聞かせください。
◎子ども・青少年政策課長 お答えいたします。
先ほども御答弁いたしましたが、提言を受けまして、各所管で検討し、予算案に反映させていただいたところでございます。予算の承認がいただけた後に、開催報告書というものを公表するとともに、参加者へはフィードバックしてまいりたいと考えてございます。
◆照喜納弘志委員 ぜひフィードバックをよろしくお願いいたします。
冒険はらっぱの運営、担い手養成研修について
◆照喜納弘志委員 それでは、続きまして、228ページ、冒険はらっぱの運営、担い手養成研修についてお伺いしたいと思います。
出雲委員からも質疑ございましたけれども、私からは大前提として、この担い手研修、大変重要な事業だと思います。その予算の内訳、また現在の受講状況、どのような層の方が参加されているのかお聞かせください。
◎子ども家庭総合センター総務課長 お答えいたします。
冒険はらっぱの運営費に係る使途につきましては、まず、プレーリーダーに対する人件費、そしてロープ、工作用など運営に必要な消耗品、資機材の購入費用のほか、プレーパーク運営基礎講座の研修費用、また開催案内や万一利用者がけがをされた場合の保険加入費用など、運営に係る事務処理に必要な経費の構成となっております。
また、属性につきましては、今回の研修対象者におかれましては、18歳以上の市内在住、在勤、在学いずれかの方でプレーパークに関心のある方、プレーパークの活動をしたい方など幅広く募ったところです。内訳としましては、男性が2名、女性13名、居住区につきましては、さいたま市全域から受けていただいておりまして、年齢的には30代から50代まで幅広い方の年齢の方に受講いただいたところでございます。
◆照喜納弘志委員 ありがとうございます
非常にこの研修ですね、参加者の皆様からは非常にいい声というか、私も伺っているところでございますが、その一方で、研修を終えた受講者の中には、いきなり自分でこのプレーパークをやるというのは非常に負担も大きい、運営していくというのは不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。市として研修終了後の受講者に対するフォローアップ体制、先ほども改善点、課題の中でフォローアップというのがございましたけれども、また、移動型プレーパークを通じた実践機会の提供について、どのように考えているのかお伺いいたします。
◎子ども家庭総合センター総務課長 お答えいたします。
先ほど出雲委員からの御質疑ありまして、課題につきましてはいろいろとありまして、一応受講者から不安であるという声もありましたし、やっぱりフォローアップの実施の御意見、あと個別相談の御意見等がございました。来年度実施に向けては、受託事業者と協議を十分図りながら、そういったフォローアップを超える研修などができるような体制を取りながら、引き続き実施していきたいと考えております。
また、移動型プレーパークにつきましては、まずは担い手さんのちゃんとした養成をしてから、今後、移動型のプレーパークとか実施できる団体については、声かけとか働きかけをしていきたいと考えております。
◆照喜納弘志委員 フォローアップをしっかりうたっていただきたいと思うんですが、特に実施場所ですね、場所の提供というのが非常に重要であろうかと思っております。あいぱれっとのような広い広敷地の子育て支援施設があれば非常にいいんですけれども、何かそういう好条件の場所というのはなかなか見つからないかと思います。例えば都市公園であったりとか、児童公園、また、神社の境内とか、あとは休耕田とか田植え前の田んぼなど、場所の提供、紹介について、今後のフォローをどのようにしていこうと思っているのか、最後お聞かせいただければと思います。
◎子ども家庭総合センター総務課長 お答えいたします。
その辺のフォローアップ、個別相談などにつきましては、受託事業者としっかり協議を図りながら執り行いたいと思うんですが、個別開催場所の相談であったりというところは、いろいろその個別相談の中、フォローアップの中でしっかりとその辺お声を聞きながら、関係部局が連携しながら都市公園であるとか、その働きかけをしたりとか、そんなことをいろいろ検討しながら連携して実施してまいりたいと考えております。
◆照喜納弘志委員 ありがとうございます。
庁内連携が非常に大切であろうかなと思いますので、そういった連携もしっかりしながら、フォローをよろしくお願いいたします。
私からは以上で終わります。

