会議:令和6年 2月 定例会 / 役職:保健福祉委員長 / 出典:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/saitama/SpMinuteView.html?council_id=985&schedule_id=8&minute_id=287&is_search=true
※保健福祉委員会の審査報告(委員長報告)。委員長としての発言だが、議案審査の経過と結果(賛否両論の討論)という実質的内容を含むため抽出。
令和6年3月14日 定例会(照喜納弘志保健福祉委員長 保健福祉委員会審査報告)
議案第87号「養護老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例等の一部改正」の審査報告(賛否両論の討論、可決)
◆照喜納弘志保健福祉委員長 保健福祉委員会の審査報告を申し上げます。
本委員会に付託されました議案2件につきまして、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
初めに、議案第87号「さいたま市養護老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、管理者の兼務の基準、管理者の任務内容などについて質疑応答があり、討論では、まず原案に反対の立場から、介護現場の生産性の向上で介護機器を導入して職員の負担を軽減するとのことであるが、そもそも生産性とは民間企業の経営において用いられる概念であり、営利を追求しない介護の現場に用いることは問題である。本改正によって、利用者の負担が増えることも問題で、具体的な支援策や対策も示されておらず、短期間にこれだけ多くの改定を実施することはあまりに拙速であると言わざるを得ないことから、反対するとの討論。
次に、賛成の立場から、国における基準等の省令の改正に伴い、高齢福祉に関連する6条例を改正するものであり、利用者にとってサービスの質が向上すると評価する。福祉の現場で効率的な事務作業が進んでいくことは大いに歓迎されているものと理解していることから、賛成するとの討論の後、採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第88号「指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部改正」の審査報告(賛否両論の討論、可決)
次に、議案第88号「さいたま市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、就労選択支援に係る事業の目的などについて質疑応答があり、討論では、まず原案に反対の立場から、そもそも健全な障害福祉事業者では人材不足や運営困難が叫ばれており、そこへの支援をないがしろにして監視だけを強めても、障害者福祉は前進しない。何より障害者が自分らしく仲間と一緒に働き暮らしていけることが大事で、一般就労への移行ばかりを進めるやり方に大きな懸念を感じる。本条例改正は拙速であることから、反対するとの討論。
次に、賛成の立場から、国における基準等の省令の改正に伴い、障害福祉サービスに関連する13条例を改正するものであり、ほとんどの基準が従うべき基準であり、参酌基準のものも利用者にとってサービスの質が向上するものと評価することから賛成するとの討論の後、採決の結果、起立多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、保健福祉委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)

