会議:令和4年  9月 定例会 / 役職:議員(公明党さいたま市議会議員団) / 出典:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/saitama/SpMinuteView.html?council_id=921&schedule_id=8&minute_id=54&is_search=true

※会派を代表しての令和3年度決算認定議案等に対する討論。

令和4年10月21日 定例会(照喜納弘志議員 討論)

議案第121号・第122号・第123号・第124号(令和3年度決算認定等)に対する会派代表討論(賛成)

◆照喜納弘志議員 公明党さいたま市議会議員団の照喜納弘志です。会派を代表し、議案第121号、第122号、第123号、第124号について、委員長の報告のとおり賛成の立場で討論いたします。

まず、本市の決算概況についてですが、新型コロナの影響も懸念されましたが、結果的には過去最大規模となりました。歳入では市債が増加し、歳出は新市民会館おおみや、中等教育学校や特色ある学校づくりなどへの投資が行われ、決算規模は昨年に続き過去2番目の規模となり、実質収支は73億2,1380万円の黒字を達成しました。新年度の予算編成に当たっては、限られた財源を効率的に配分するだけでなく、納付機会の拡大をはじめとした様々な手法による税収増に努め、市の発展のための投資を促すといった財政運営を求めてまいりたいと思います。

次に、賛成理由と審査で明らかになった課題等について、委員会所管ごとに述べます。

まず、総合政策委員会から申し述べます。財政局分野においては、入札制度の改正を踏まえた総合評価方式の概要や狙いについての質疑において、企業の参加意欲を高めるための普及啓発や制度の研究の必要性が確認されました。

収納対策においては、納付機会の多様化と併せ、市民に寄り添った納税相談において、福祉部門など庁内連携の必要性が確認されました。

都市戦略本部では、国の制度である地方創生応援税制を活用した税収増の取組について審査を行いました。今後も市のポテンシャルを十分に発揮できるよう、税収増や人材育成に向けた不断の取組を要望いたします。

総務局では、迅速な情報収集や、使いやすいシンプルな操作性を重視した防災アプリの一層の普及啓発を望みます。行政のDX化を進める上で、デジタル人材の確保も課題です。今後、DX推進アドバイザーの登用を検討するとのことですので、さらなるDX化に資する取組を進めていただきたいと考えます。

経済対策については、昨年度の実績と教訓を生かし、現下の物価高、エネルギー高騰、円安ショックに対応した新たな対策を講じていただくことを要望いたします。

次に、文教委員会関連では、GIGAスクール構想により配備された児童生徒への1人1台の端末を活用する上での諸課題と、教育情報ネットワークの推進に当たり整備を行った大型プロジェクターの評価を行いました。こういった新しいツールは、不登校等児童生徒支援センター、通称Growth(グロース)での活用や、真のインクルーシブ教育の実現に道を開く可能性を秘めています。今後の整備推進と併せて、スクールアシスタントの配置やスクールロイヤーの活用を通し、子供たちが共に生き生きと学べる教育の保障への一層の取組をお願いします。

スポーツ文化局では、文化芸術都市創造事業におきまして、市民参加型の国際芸術祭の準備に着手しました。選定されたプロデューサーとしっかりと意思疎通を図り、効果的にプロジェクトを推進していくことを要望いたします。

次に、市民生活委員会関連では、コロナ禍の影響で高齢者の交通安全対策における取組が遅れていること、一般廃棄物処理における市民意識の向上のための取組や、焼却施設の計画に課題があることが明らかとなりました。審査の内容を真摯に検討していただくことを要望いたします。

脱炭素社会に向けた取組は時代の要請であり、最重要課題であります。総括質疑でも議論が交わされましたが、本市の取組を一層前進させるとともに、国が進めるグリーントランスフォーメーションも積極的に進めていただくことを求めます。

続いて、保健福祉委員会関連について。新型コロナに関する相談支援について、徐々に工夫を凝らして相談しやすい体制を整備してきたことが確認されました。少しでもつながりやすく、安心できる相談体制を構築するため、ワクチン接種の推進と併せて、昨年度の教訓を今後に生かしていただくことを要望いたします。

保育士不足が叫ばれる中、市内で保育士を目指す方の意欲を後押しする支援策を求めます。医療的ケア児に対し、健常のお子さんと一緒になって保育、幼児教育を希望される場合、あらゆる支援制度を活用して受入れ体制を整えるよう要望いたします。

さらに、まちづくり委員会関連では、公園整備をはじめ、河川整備、マンション管理についての質疑を通し、中長期的視野から俯瞰すると、事業を進める上で幾つかの課題があることが明らかとなりました。まちづくり委員会に当たっては、会派として指摘した課題を改善していただくとともに、防災減災、安全安心の視点に立った施策を期待いたします。総括質疑でもありました新規公園の整備推進、既存公園の質や魅力向上、AIデマンドの市内への展開などもぜひ推進をお願いいたします。

一方、病院事業について、一般会計からの繰入金、医業外収益の負担金、交付金などについて確認しましたが、今後も安定した病院経営に取り組んでいただくことをお願いします。今後もコロナ禍が長引くことが予測されますが、第8波が発生した際には、臨機応変、柔軟な対応をお願いいたします。国がマイナンバーカードの保険証義務化の意向を示していますが、様々な課題を踏まえ、丁寧な説明や柔軟な対応をお願いいたします。

水道、下水道事業について、気候変動の影響で市の基準を上回る雨水流水量の増加により、浸水被害が広がっていることを踏まえ、対策強化をお願いします。長引くコロナ禍、光熱水費の高騰、物価高が続く中、ぜひとも水道料金の減額制度も真摯に検討していただきたいと思います。

以上、公明党さいたま市議会議員団を代表して、議案第121号、第122号、第123号、第124号についての賛成討論といたします。