会議:令和5年 6月 定例会 / 役職:保健福祉委員長 / 出典:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/saitama/SpMinuteView.html?council_id=951&schedule_id=7&minute_id=45&is_search=true
※保健福祉委員会の審査報告(委員長報告)。委員長としての発言だが、議案・請願審査の経過と結果という実質的内容を含むため抽出。
令和5年6月29日 定例会(照喜納弘志保健福祉委員長 保健福祉委員会審査報告)
議案第111号・第112号・第113号・第120号の審査報告(老人福祉センター条例/総合療育センターひまわり学園条例/放課後児童クラブ条例/岩槻本町保育園新園舎建設工事請負契約)
◆照喜納弘志保健福祉委員長 保健福祉委員会の審査報告を申し上げます。
本委員会に付託されました議案4件及び請願2件につきまして、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
まず、議案審査について申し上げます。
議案第111号「さいたま市老人福祉センター条例及びさいたま市健康福祉センター西楽園条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第112号「さいたま市総合療育センターひまわり学園条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第113号「さいたま市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第120号「議決事項の一部変更について(さいたま市立岩槻本町保育園新園舎建設(建築)工事請負契約)」の4件について、一括して申し上げます。
議案第111号では利用者の人数、議案第112号では、医療から地域による療育というキーワード、特別支援学校との連携、人員の配置、療育機能の有無、議案第113号では公共施設マネジメント計画との関係、議案第120号では建て替え工事スケジュールなどについて、それぞれ質疑応答の後、討論はなく、採決の結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
請願第12号「酷暑から市民の命を守る対策の拡充を求める請願」の審査報告(不採択)
続いて、請願審査について申し上げます。
初めに、請願第12号「酷暑から市民の命を守る対策の拡充を求める請願」ですが、本件では、執行部に対し、国への要望状況、熱中症での死亡者数などの参考意見を求める発言があり、討論では、まず不採択の立場から、市は従来から生活保護世帯への夏季加算導入を国に要望しており、参考意見聴取において、今年度も要望することを確認した。また、生活保護世帯における熱中症予防が特に必要とされる者にはエアコン購入時に6万2,000円以内の範囲で扶助費が支給されることを確認した。低所得世帯に対しては、自立や生活改善に向け、個人の実情に合わせた形で総合的な支援を進めるべきものであり、願意の一部は達成していることから、本請願は不採択とすべきとの討論。
次に、採択の立場から、国も熱中症予防にエアコン使用を呼びかけており、参考意見聴取では、エアコン購入費の補助を実施する自治体もほかにあることを確認した。電気代の高騰でエアコンの使用をためらう方が増えることが想像され、電気代の補助は命を守るために必須である。住民の健康、福祉の向上は地方自治体の責務であり、助成を行うべきであることから、本請願は採択すべきとの討論の後、採決の結果、起立少数にて不採択とすべきものと決しました。
請願第13号「加齢性難聴者のための補聴器購入助成を求める請願書」の審査報告(不採択)
次に、請願第13号「加齢性難聴者のための補聴器購入助成を求める請願書」ですが、本件では、執行部に対し、国への要望状況、独自で補助をしている自治体数などの参考意見を求める発言があり、討論では、まず不採択の立場から、参考意見聴取において、補聴器と認知症の関連性について、国の調査結果が発表されていないことを確認した。現時点では、必ずしも補聴器が認知症の予防につながるとは言えず、公的助成制度については国に対して今年も要望する予定であり、願意の一部は達成していることから、本請願は不採択とすべきとの討論。
次に、採択の立場から、欧米では補聴器購入に公的補助制度が確立されており、使用率が日本の2倍から3倍となっている。日本でも補聴器購入の助成を行っている地方自治体が増えており、参考意見聴取では143の自治体に及んでいることを確認した。国の動きを待っていては、いつになるか分からず、市が独自補助すべきであることから、本請願は採択すべきとの討論の後、採決の結果、起立少数にて不採択とすべきものと決しました。
以上で、保健福祉委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)


